自らを分けると書いて「自分」
本当の私と 別の私
私の身体はここにあるのに
心だけが遠くにあるみたい
私の想いは いつも未完成のまま
まるで「重り」のように
心の奥底に沈んでいく
傷つかないように
自分を守るためについた嘘は
今も形を変えながら
私にまとわりついている
何かに取り憑かれたように
不可思議なもう一人の私
この先の未来に 心を配りながら